マンションを売りたい! 売却手順と注意点・高く売るためのコツ
転勤や住み替えで不要になったマンションを売りたい時、どんな手順で売却すればいいのでしょうか。
買うときは自分の意志とタイミングで購入することができますが、売るときは引越し時期などに合わせて早めに動く必要があります。
ここではマンション売却の手順と注意点、高く売るためのコツなどをご紹介しましょう。
マンションを売りたいと思っている方はぜひ参考にしてください。
マンションを売るための手順
1.売却依頼をする不動産会社を選び、査定をしてもらう(売却半年前)
売却するときに最も大切なのが不動産会社選びと査定です。
不動産会社の選び方はさまざまですが、マンションを売った経験のある方がまわりにいる場合はその方の紹介、いない場合はネット上の口コミなどを参考にして選びましょう。
インターネット上の口コミなんて信用できない!という方でもダイジョウブ。
売却の前には必ず担当者に会いますから自分と相性がいいかどうかが分かります。
複数社に査定を依頼して最も高いところを選ぶ、という手もあります。
マンションの売却には思ったより時間がかかりますから、早めに査定依頼をはじめましょう。
2.売り出し開始~契約(売却2か月前)
査定が出て不動産会社が決まったら、売り出しを開始します。
売り出しの前には必ず
- 購入時の契約書、重要事項説明書などの書類
- 固定資産税納付書
- 権利書
このあたりを用意しておきましょう。上記の書類はたいていの場合必要になります。
必要な書類は不動産会社が教えてくれますが、書類は早めに用意しておくのがおすすめ。
売却が決定してからは引っ越しの準備に追われるため、かなりバタバタする時期があります。
書類をなくしてしまわないよう、売却が決まる前に必ず用意しておきましょう。
3.引越し
自分たちが引越すところを探す場合、引越しの1か月半~2か月前ぐらいから引越し先を探さなければいけません。
転勤などで遠方に引っ越す場合はかなり大変ですが、家さがしは敷金などがかかるため、前倒しが難しいです。
家族がいる場合は家族の協力をかりつつ、引越し先探しをしましょう。
この段階に来るまでにマンションが売却できていることが理想ですが、うまくいかない場合もあります。
売れていなくてもあせらず、不動産会社の方と連携を取りつつ売却をすすめましょう。
高く売却するためのコツ
できればマンションは高く売りたいものですよね。
高く売るためのコツは
- 査定依頼を複数社に出すこと
- 相性の良い不動産屋さんを探すこと
この2つです。
複数社に査定を依頼するのは車の売却と同じで、査定が高い不動産会社を選ぶのが基本です。
ただし、不動産会社と相性が良くない場合、その後の対応が良くないことも・・・
対応が良くない不動産会社とのやり取りはかなりストレスになります。
高く査定をつけられても、その後買い手がつかないことを理由に値下げの依頼が来ることもあります。
査定額を一番の基準にするのが基本ですが、不動産会社や担当者との相性も視野に入れておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
マンションの売却は購入する時よりもずっと時間がかかりますし、パワーも必要です。
「早く売りたい」「高く売りたい」という思いが先走ってしまうとストレスになりますので気を付けて。
あせらず、信頼できる不動産会社選びからはじめましょう。