タブレット用キーボードはどれがおすすめ? 最新機種の選び方を伝授!
「手持ちのタブレットに合うキーボードを購入したいけど、どんなポイントで選ぶべきか」「今おすすめのタブレット用キーボードを知りたい」とお考えでしょうか? タブレット用キーボードは、タブレットをより快適に使いやすくしてくれるアイテムの一つです。特に、文章を打つことが多い人には、必要不可欠といえるでしょう。しかし、数多くある機種の中で、どんなものを選ぶとよいかよく分かりませんよね。
そこで今回は、おすすめのタブレット用キーボードについて詳しく解説します。
- タブレット用キーボードを使うメリット
- タブレット用キーボードにはどんな種類がある?
- タブレット用キーボードの選び方
- おすすめのタブレット用キーボード5選
- おすすめのタブレット用キーボードに関するよくある質問
この記事を読むことで、タブレット用キーボードを選ぶポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.タブレット用キーボードを使うメリット
最初に、タブレット用キーボードを使うメリットについて見ていきましょう。
1-1.文章を効率よく打てる
タブレット用キーボードを使用すると、文章を効率よく打つことが可能です。特に、長文を打つときの効率が断然違います。タブレットの標準機能であるソフトキーボードは、画面をタップしているだけなので、キーを押した実感がなく、誤入力や誤変換が多く発生しがちです。しかし、タブレット用キーボードは物理キーボードなので、しっかりタイピングできます。間違っても素早く修正できることもあり、長文入力時には必要不可欠といえるでしょう。
1-2.画面を広く使える
タブレット用キーボードを用意すれば、タブレットの画面を広く使えるのもメリットです。タブレットの画面にソフトキーボードを表示させると、画面の約半分を占領してしまうため非常に見づらく、作業効率が下がってしまいます。タブレットを快適に使うためにも、文章の入力は専用キーボードを別途用意することがおすすめです。
1-3.作業の時短につながる
タブレット用キーボードを使用すると、作業の時短につながります。効率よく文章入力でき画面を広く使えるので、作業がはかどるからです。たとえば、重要なメールに対する返信も素早くでき、ビジネスチャンスを逃がすこともありません。また、直観的な操作はペンを使用したり画面をタッチしたりし、文章はキーボードから入力するといった感じに使い分けることで、より効率よく作業することも可能です。
2.タブレット用キーボードにはどんな種類がある?
タブレット用キーボードにはどんな種類があるか詳しく見ていきましょう。
2-1.カバー・ケース一体型
カバー・ケース一体型は、キーボードとカバー・ケースが一体になっているタイプです。タブレットをはめ込むだけでキーボード・カバー・ケースが同時にセットされるため、一体感があります。タブレットを立てて使える設計のものは、ノートパソコンと同様の使い心地を実現可能です。また、タブレットをセットしたままコンパクトに持ち運べるので、外出先で使用することが多い人にも向くでしょう。
2-2.独立型
独立型は、キーボードだけのタイプで、カバーやケースが付属しません。タブレットの大きさや種類に左右されることがないので、オールマイティーに対応できるのがメリットです。また、すでにお気に入りのカバーやケースを使用している場合にもよいでしょう。普段はネット閲覧やペン入力による操作がほとんどで、文章入力を行う機会が少ないといった人にも、独立型のほうがおすすめです。
3.タブレット用キーボードの選び方
タブレット用キーボードを選ぶときのポイントを詳しく見ていきましょう。
3-1.対応機種
タブレット用キーボードを選ぶときは、最初に対応機種をチェックしましょう。中でも、カバー・ケース一体型のタブレット用キーボードは、タブレットの大きさやデザインに適したものを選ぶのが基本です。同じメーカーのものであっても、タブレットの機種が異なると対応できないことが多いので、きちんとチェックしておきましょう。
3-2.キーの打ちやすさ
タブレット用キーボードを選ぶときは、キーの打ちやすさをチェックしましょう。タブレット用キーボードのキーには、以下のような種類があります。
- メンブレン式:キーの下にシリコンキャップを配置したタイプで安価だが、キーの認識が甘くなりがち
- パンタグラフ式:ノートパソコンなどに多く見られるタイプで薄型・安価だが、耐久性が低くミスタッチしやすい
- メカニカル式:それぞれのキーが独立した入力スイッチを持ち耐久性が高いが、高価でキータッチ音が気になることがある
- 静電容量無接点方式:タイピングしても電極に直接触れないため高耐久性がウリだが、高価でタイピング音がうるさく感じることがある
キーの打ちやすさをチェックするには、実際に販売店の店頭などで試用見本を試してみるのが一番です。通販などで試用見本を試すことができない場合は、購入者の口コミなどを参考にするとよいでしょう。
3-3.バッテリーの持ち
タブレット用キーボードは、バッテリーの持ちも重要なポイントになります。特に、無線接続タイプのものは、電源の供給をタブレット本体から受けられないため、必ずチェックしておきましょう。最近では、長時間稼働をうたっている機種も多く見られます。しかし、バッテリーの持ちは、使用環境や使用時間・使い方によって大きく変動するため、利用者の評判も併せてチェックしておくことがおすすめです。
3-4.キーボード配列の種類
キーボード配列の種類も、忘れずにチェックしてください。タブレット用キーボードには、主に日本語配列と英語配列の2種類があります。一般的には、広く使われいてる日本語配列を選ぶと間違いないでしょう。ただし、普段から英語配列を使用している人は、日本語配列だと使いづらいのでおすすめしません。
3-5.バックライトの有無
バックライトの有無も確認しておきましょう。バックライトに対応した機種は、夜間の屋外や薄暗いカフェでの作業時などに視認性が高まって便利です。反対に、周囲が明るい場所で使用することが多い場合は、なくても構いません。また、バックライトを搭載することで消費電力が大きくなり、バッテリーの持ちに影響することがある点も理解しておく必要があります。
3-6.サイズや重量
サイズや重量も、タブレット用キーボードを選ぶときに重要なポイントです。特に、持ち運びが多い人は、なるべくコンパクトかつ軽い機種を選ぶとよいでしょう。重さがあるキーボードのほうが安定感があるものの、持ち歩きには負担になります。場合によっては、自宅などの据え置き用と持ち歩き用で使い分けることも考えてみてください。
3-7.接続方法
タブレット用キーボードを選ぶときは、接続方法も確認してください。接続方法は大きく分けて、無線接続タイプと有線接続タイプがあります。無線接続タイプは、USBケーブルを使わずに無線で接続できるものです。ケーブルがないのでスマートに使用でき、持ち歩くときも荷物が少なくて済みます。ただし、接続が不安定になる場合があるのがデメリットです。有線接続タイプは、USBケーブルで接続するタイプのもので、安定した接続環境を実現できるのが大きなメリットになります。反面、ケーブル周辺がゴチャ付きやすく、見た目がスマートではないのがデメリットです。
3-8.デザイン
デザインが好みであることも、きちんとチェックしておきましょう。デザインが好みのものなら愛着がわき、気分よく使うことができます。カバー・ケース一体型のものは、色や質感なども重要なポイントです。同じようなデザインに見えても、細部を見るとメーカーや機種によって随分異なることが分かります。なるべく試用見本をチェックして、細部まで好みのデザインを探してみてください。
3-9.価格
タブレット用キーボードを選ぶときは、価格もポイントの一つです。高価なものは、高性能・高機能なものが多くなります。また、素材の質感やデザインにこだわりがあるものが多いのも事実です。しかし、タブレット用キーボードの使用頻度が高い場合は、早く寿命を迎えることから、買い替える期間が短くなってコストパフォーマンスが下がります。そのため、価格と性能のバランスを考えて選ぶことがおすすめです。
4.おすすめのタブレット用キーボード5選
今おすすめのタブレット用キーボードを5つご紹介しましょう。
4-1.エレコム TK-FBM093SBK
エレコムのTK-FBM093SBKは、メンブレン方式を採用した静音タイプのタブレット用キーボードです。キーピッチが19mm設定で打ちやすく、スピーディーな入力をサポートしています。マルチOS対応・無線接続対応により、タブレットのほかにスマホやパソコンにも活用することが可能です。電源は電池式で、外出先でも気軽に使うことができます。
- 実売価格:3,000~4,350円程度
4-2.ロジクール KEYS-TO-GO
ロジクールのKEYS-TO-GOはコンパクトなサイズかつ薄型・軽量で、外出先に持ち歩くのに適したタブレット用キーボードです。無線接続タイプの独立型で、すっきりしたレイアウトを実現できます。1日2時間使用する場合は、1回の充電で約3か月持つのもメリットです。また、耐水性と耐久性にも優れており、扱いやすいのも人気の理由といえます。
- 実売価格:8,400~9,800円程度
4-3.サンワサプライ SKB-BTIPAD1BK
サンワサプライのSKB-BTIPAD1BKは、Appleの10.2インチiPad専用のタブレット用キーボードです。カバー・ケース一体型で、ケース部分を閉じればタブレットとキーボードの両方をスリープ状態にできます。また、パンタグラフ方式のキーボードでキーがアイソレーション形状のため、タイピングの際の引っかかりを減少し、打ちやすいと評判です。
- 実売価格:8,000~9,700円程度
4-4.Apple Magic Keyboard MXQT2J/A
AppleのMagic Keyboard MXQT2J/Aは、11インチiPad Pro(第2世代)専用のカバー・ケース一体型タブレット用キーボードです。装着時に画面を見やすい角度に調整できるほか、トラックパッドを装備しているため、一般的なノートパソコンと同様の使い心地を実現しています。高価ですが、高性能・高機能で、11インチiPad Pro(第2世代)でできることをグンと広げてくれるのが特徴です。
- 実売価格:35,000円程度
4-5.iclever IC-BK03
icleverのIC-BK03は、無線接続タイプかつ折りたたみ可能なので、持ち運びに大変便利なタブレット用キーボードです。フル充電すると最長80時間程度持つのも、大きなメリットでしょう。アルミ素材の採用で約185gの軽量設計ながら、耐久性が高い点でも多くの支持を集めています。キーボードを折りたたむと自動的に電源OFFになり、広げるとONになる点も便利です。
- 実売価格:4,000円程度
5.おすすめのタブレット用キーボードに関するよくある質問
最後に、おすすめのタブレット用キーボードに関する質問に回答します。それぞれ確認してください。
Q.タブレット用キーボードを買い替えるタイミングは?
A.カバー・ケース一体型のものは、タブレットの買い替えと同じタイミングで検討しましょう。タブレットの大きさや仕様などが変わると、使えなくなる可能性があります。独立型のものは、不具合が頻発する、気になる新製品が発売されたなどのタイミングで買い替えるとよいでしょう。
Q.タブレット用キーボードの寿命は何年?
A.使い方や使用環境などにもよりますが、1~3年程度です。寿命が近づくと以下のような症状が出るので、早めに買い替えを検討してください。
- 入力しづらいキーがある
- キーが押し込まれたまま戻らない
- 接続してもまったく反応しないことがある
- 入力時に異音がする
Q.有名メーカーのタブレット用キーボードを選ぶメリット・デメリットは?
A.以下を参考にしてください。
メリット
- 入手しやすい
- ステイタスがある
- サポートが充実していることが多い
デメリット
- 価格設定が高め
- メーカーによっては欲しい機能が搭載されていない
Q.友人からおすすめされたタブレット用キーボードが使いづらいのですが?
A.友人にとっては使いやすくても、自分も使いやすいとは限りません。友人からおすすめされても、自分にとって最適な機種かどうかチェックしてから購入しましょう。
Q.タブレット用キーボードを長持ちさせるコツは?
A.以下を参考にしてください。
- 高温多湿になる環境での使用を控える
- 汚れをこまめに掃除する
- 必要以上に強くタイピングしない
- キーの上にものを置いたり圧迫したりしないようにする
- 落下しないようにする
- 使用中は周囲での飲食を避ける
まとめ
今回は、おすすめのタブレット用キーボードについて詳しく解説しました。タブレット用キーボードを選ぶときは、タイピングのしやすさや接続方法の種類だけでなく、重量や大きさなどさまざまなポイントをチェックすることが大切です。まずは、自分がどんな使い方をしたいのか、どんな機能を求めるかなどをじっくり考えてみましょう。実際に選ぶときは、人気機種を中心によく比較してみることをおすすめします。この記事を参考にして、ベストなタブレット用キーボードを選んでみてください。