勉強机の整理方法を紹介! 散らかる原因を知って賢く収納しよう!

「勉強机の上手な整理方法を知りたい」という人は多いでしょう。子供の勉強机は整理してもすぐ散らかってしまいがちです。いざ勉強をしようとしてもものが多くて「スペースがない」ということも多いのではないでしょうか。整理されていない勉強机を見ると、親もイライラしてしまいますよね。

この記事では、勉強机が散らかりやすい理由や整理するメリット・上手な整理方法などを詳しくご紹介しましょう。

  1. 勉強机はなぜ散らかりやすいのか?
  2. 勉強机を整理する3つのメリット
  3. 勉強机の上を整理する方法
  4. 勉強机の引き出しを整理する方法
  5. 勉強机の周辺を整理する方法
  6. 勉強机の整理に関するよくある質問

この記事を読むことで、勉強机をきれいに整理する手順や、きれいな状態をキープするアイデアなどが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.勉強机はなぜ散らかりやすいのか?

まずは、勉強机が散らかりやすい原因を考えてみましょう。

1-1.ものが多い

勉強机が散らかりやすいのは、教科書やプリント・文房具など、ものが多いことが最大の理由でしょう。小学校に入学したばかりのころはまだ教科書類も少なく、勉強机が散らかることは少ないはずです。しかし、学年が上がるごとに教科書の数は増え、学校からもらって帰ってくるプリント類に加え、勉強には関係のないものもどんどん多くなっていきます。いつの間にか、学校に必要なものとそうでないものがごちゃ混ぜになり、手がつけられない状態になってしまうことも少なくありません。

1-2.置き場所が決まっていない

何をどこに置くのかが決まっていないことも、散らかりやすい原因の一つです。最初のうちは「文房具はこの引き出し」「プリントはファイルに入れて立てかける」などと決めていても、いつの間にかあいまいになってしまいます。ものの数が増えれば増えるほど、置き場所も適当になってきてしまいがちです。

1-3.片付け方が分からない

勉強机は基本的に子供が管理する場所です。まだ幼い子供は「片付け方が分からない」という理由で散らかったままにしておくこともあるでしょう。どうすればきれいになるのかが分からず、机の上にものを積み上げていってしまいます。

2.勉強机を整理する3つのメリット

勉強机を整理することで得られるメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。

2-1.探しものがなくなる

勉強机が整理されていれば、失くしものを探すことがなくなります。必要なものがどこへいったのか分からなくなり、あちこち探すのは時間と手間の無駄遣いでしょう。学校に提出しなければならないプリントや、授業で使用する文房具など、使うときに見つからないと慌ててしまいますよね。きれいに整理された勉強机なら、何がどこにあるか一目で分かるので安心です。

2-2.集中力が高まる

勉強机が整理されていると余計な情報が入ってこないため、集中力がアップするというメリットもあります。視界がごちゃごちゃしているといろいろなものが目に入り、そちらに意識がいってしまいがちです。集中力が途切れてしまい、勉強が進まなくなる可能性があるでしょう。

2-3.イライラしなくなる

子供本人も見ている親もイライラしなくなるというメリットもあります。勉強机がごちゃごちゃしているとやる気がなくなり、自分がダメな人間に思えてしまうこともあるでしょう。きれいにならない勉強机を見て、親もため息をつきたくなるはずです。常に整理されていればそのようなこともなくなり、お互い気持ちに余裕が生まれるでしょう。

3.勉強机の上を整理する方法

勉強机の上は目に見える場所なので常に整理しておきたいものです。上手な整理方法やコツをご紹介しましょう。

3-1.余計なものを置かないのがポイント

作業スペースとなる机の上には、できるだけものを置かないようにしましょう。いざ勉強しようと思ったときにものが多くてスペースがないようでは、やる気も出ません。勉強中に余計な情報が目に入らないためにも、机の上はクリアな状態にしておきましょう。

3-2.大切なものは見える場所に収納

提出しなければならない学校のプリントなど、特に大切なものは見える場所に収納するのがおすすめです。バインダーにはさんで目の前の壁につるすなど、すぐ分かる場所に保管しましょう。そうすることで、提出忘れを防ぐことにもつながります。

3-3.教科書やファイルは立てて収納する

教科書やファイルなど使用頻度の高いものは、何がどこにあるのか一目で分かるように、立てて収納するのがおすすめです。上に積み上げていくと探すのが大変になってしまいます。本棚に並べたりファイルボックスにひとまとめにしたりして、子供が管理しやすいようにしましょう。

4.勉強机の引き出しを整理する方法

次に、勉強机の引き出しを整理する方法やコツをまとめました。

4-1.中身をすべて出して仕分けする

まずは、引き出しの中身をすべて出して並べてみましょう。出なくなったペンや壊れた文房具など、不要なものがないか確認してください。同じ用途のものが複数ある場合も、数を減らすことができないか考えてみましょう。使っていないもの・持っていることも忘れていたものなどは思いきって処分し、収納する量を少なくしてください。

4-2.仕分けトレーを使って小物を整理

不要なものを処分したら、残すものを仕分けトレーに入れて整理していきます。仕分けトレーは100円ショップでも購入できるため、ちょうどよいサイズのものを選ぶとよいでしょう。細かい文房具がバラバラにならないよう、アイテムごとに収納していきます。

4-3.キャスター付きワゴンで収納力をアップ

引き出しの収納量が足りないときは、キャスター付きワゴンを使って収納スペースを増やしてしまいましょう。勉強机とセットになっている場合も多いですが、そうでない場合はあとから買い足すのがおすすめです。キャスター付きなので好きな場所に置くことができ、移動も簡単にできます。

5.勉強机の周辺を整理する方法

勉強机の周辺も整理することで、より使いやすくしましょう。

5-1.机の横も有効活用

机の横にフックを取り付けると、ランドセルや習い事用のバッグ・帽子などを引っかけることができて便利です。ランドセルの中身を出し入れしやすくなるため、翌日の準備もスムーズにできるでしょう。子供にも片付けの習慣がつくのでおすすめです。

5-2.壁を使った収納も

勉強机周辺の壁も収納に活用しましょう。壁にディスプレイ棚を設置してお気に入りのアイテムを飾るのもおすすめです。お気に入りのスペースを作ることは、勉強のモチベーションを上げることにもつながるでしょう。壁を使って見せる収納を取り入れ、おしゃれな雰囲気に仕上げてください。

5-3.ラックと組み合わせて収納量を増やす

引き出しがない勉強机を使っている場合は、机の横にラックを設置して収納量を増やすとよいでしょう。棚の位置や高さを自由に調節できるラックがおすすめです。自分にとって使い勝手のよい収納スペースを作り出しましょう。

6.勉強机の整理に関するよくある質問

「勉強机を整理したい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.自分で机の上を片付ける習慣をつけるにはどうすればよいですか?
A.寝る前や宿題の後など、決まったタイミングで勉強机を片付ける時間を作るとよいでしょう。

Q. 捨てるか残すかの仕分けに時間がかかってしまいます。迷ったものがあるときはどうすればよいですか?
A.いったん保留にして残しておきましょう。時間がたってから再び考えてみることをおすすめします。

Q.ものの定位置を決める際のポイントを教えてください。
A.よく使うものは手前に、使う機会が少ないものは奥にしまいましょう。

Q.きれいな勉強机をキープするコツにはどのようなものがありますか?
A.定期的に片付ける時間を作る・教材類は1年以上たったら処分する・シンプルな収納を心がけるなどです。

Q.子供が自分で勉強机を片付けられるようになるためには、どうすればよいでしょうか?
A.大人が手本を見せること・片付け方を教えてあげることが大切です。子供が自分でできるようになるまでは、一緒に片付けるつもりでやりましょう。

まとめ

勉強机が散らかる原因や整理するメリット・場所別の整理方法などを詳しくご紹介しました。収納するものが多くなりがちな勉強机は、すぐに散らかってしまいがちです。どうすれば子供が自分で整理しやすくなるのか、ぜひこの記事を参考に考えてみてください。