必見！ バルコニーの掃除で知っておくべきコツや注意点を4つ紹介！
バルコニーの掃除はどのようにされているでしょうか？ つい後回しになってしまいがちなバルコニーですが、汚れがたまってくると気になりますよね。見た目も悪くなってきますし、大がかりな掃除が必要になってしまうでしょう。そうなる前に、定期的な掃除が必要です。この記事では、バルコニーの掃除方法について詳しくご紹介します。
この記事を読むことで、バルコニーを掃除する手順やコツなどが分かるはずです。ぜひ参考にして、きれいなバルコニーを維持してください。
1．バルコニーの掃除について
まずは、バルコニー掃除の必要性や汚れの種類などをご紹介しましょう。
1-1．バルコニーはベランダと違って屋根がない
バルコニーとは、室外に張り出した屋根のないスペースのことをいいます。ベランダとの違いが分からないという人も多いと思いますが、ベランダは屋根があるのに対し、バルコニーには屋根がないという点が大きな違いです。
1-2．バルコニーは汚れやすい
バルコニーは、室内のほかのスペースに比べて「汚れやすい」という特徴があります。なぜなら、雨風の影響をうけやすいからです。風に乗って飛んできた砂ぼこりや鳥のフンなどによって、すぐに汚れてしまいます。そのため、きれいなバルコニーを保つためには、こまめな掃除が必要になるのです。
1-3．どんな汚れがあるのか？
バルコニーに付着しやすい汚れには、以下のようなものがあります。汚れの種類によって適した掃除方法も変わってくるため、把握しておく必要があるでしょう。
・土や砂ぼこり
・排気ガスの油汚れ
・鳥のフン
・コケ
2．バルコニー掃除の準備
バルコニー掃除を始める前に、準備しておくべき道具や注意点などをご紹介しましょう。
2-1．準備しておくべき道具
どんな汚れにも対処できるように、以下のような道具を最低限用意しておきましょう。
- バケツとぞうきん
- ほうきとちりとり
- ブラシ
- 洗剤・重曹
- エタノール
- カビ取り剤
- ゴム手袋
- マスク
- 新聞紙
2-2．掃除を始める前にやっておくべきこと
スムーズにバルコニー掃除をするために、事前にやっておくべきことがあります。まず、バルコニーにあるものはすべて片付けて、ものがない状態にしましょう。できるだけゴミや鳥のフンは最初に取り除いておいてください。また、マンションの場合は排水溝が隣や下の階につながっている可能性があるため、一気に水を流すと迷惑をかけることになってしまいます。下の階への水漏れを防ぐためにも、水を使う量には十分気をつけてください。
2-3．天候や季節・タイミングのチェックも忘れずに
バルコニーの掃除は、天候や季節・タイミングもしっかりと考えて行う必要があります。掃除に時間がかかる可能性が高いため、熱中症が心配される夏場は避けたほうがよいでしょう。砂やほこりが舞い散らないように、風のない日を選んで掃除してください。できれば、小雨の日や湿度の高い日は湿気が汚れを浮き立たせてくれるため、汚れが落ちやすくておすすめです。
3．バルコニーの掃除方法
では、バルコニーを掃除する手順やコツ、注意点などをご紹介します。
3-1．基本は掃き掃除と拭き掃除
バルコニー掃除の基本は、掃き掃除と拭き掃除です。まず、ぬらした新聞紙を小さくちぎり、バルコニーの床にまきます。新聞紙と一緒にほうきで掃くと、細かいゴミもきれいに掃除できるでしょう。次に、水で薄めた洗剤を使って拭き掃除をしてください。こびりついた汚れをブラシでこすって取り除くなどして、最後にしっかりと水で流して完了です。
3-2．汚れやすいサッシ部分は歯ブラシを使う
ほこりや雨水の汚れがたまりやすいサッシ部分は、使用済みの歯ブラシを使って掃除しましょう。水で薄めた中性洗剤を使い、歯ブラシで汚れをこすり取ってください。仕上げにぞうきんで水拭きしましょう。しつこい汚れには、中性洗剤をサッシにたらした後、少し時間を置いて汚れをふやかすことをおすすめします。
3-3．掃除の頻度は月に2回程度
バルコニー掃除は室内の掃除より手間がかかるので、月に1～2回程度で十分でしょう。さらに間隔があくと1回の掃除が大変になってしまうため、おすすめできません。ただし、物干しざおや手すりなどは、もう少しこまめに拭き掃除をしておくとよいでしょう。
3-4．水を使えない場合もある
マンションによっては、バルコニーの排水溝に水を流すことが禁止されているところもあります。そのような場合は洗剤を使って掃除をしても、水で流すことができないため、注意が必要です。前述したようにぬれた新聞紙をまいてほうきで掃く、洗剤をつけてブラシでこすった後、水拭きするなど、水を使わずにできる掃除方法を検討しましょう。
4．バルコニーの掃除に関するよくある質問
「バルコニーの掃除について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q．バルコニーの細かいゴミを、掃除機で吸っても問題ありませんか？
A．水で流したときに排水溝がつまらないように、掃除機を使う方法はおすすめです。ただし、音が大きい掃除機は近所迷惑になるため、時間帯などに注意しましょう。
Q．鳥のフンを掃除するときは、どんなことに注意すればよいですか？
A．鳥のフンには病原菌が潜んでいる可能性があるため、見つけたらすぐに取り除いたほうがよいでしょう。掃除をするときはゴム手袋などをつけ、菌を吸い込まないようにマスクをしてください。取り除いた後はエタノールスプレーを吹きかけて消毒しましょう。
Q．バルコニーの掃除にはどのような洗剤を使えば効果的ですか？
A．排気ガスによる油汚れにはアルカリ性、鳥のフンには酸性の洗剤を使うとよいでしょう。砂ぼこりや土などの汚れには、住居用の中性洗剤がおすすめです。
Q．できれば洗剤を使わずにバルコニーを掃除したいのですが、どうしたらよいでしょうか？
A．重曹を使うことをおすすめします。40℃くらいのお湯に重曹を溶かして重曹水を作り、汚れに吹きかけましょう。汚れが浮いてきたらブラシでこすり落とし、水で流してください。
Q．バルコニーの掃除を業者に依頼することはできますか？
A．ハウスクリーニング業者や家事代行業者など、バルコニーの掃除を受け付けている業者はたくさんあるでしょう。
まとめ
いかがでしたか？ バルコニーの掃除について、タイミングや手順などを詳しくご紹介しました。バルコニーの掃除は面倒なイメージがあるため、つい後回しにしてしまう人も多いでしょう。しかし、定期的に掃除をすることで1回の掃除を楽にすることができるはずです。ぜひこの記事を参考にして、バルコニーの上手な掃除方法を知ってください。
