靴の収納アイデアを一挙紹介! 役立つアイテムや収納のポイントも

「たくさんの靴をきれいに収納するにはどうすればいいのか」「靴の収納がごちゃごちゃになってしまう」など、靴の収納で悩んでいる方は多いでしょう。特に、靴が大好きな人は靴箱に入りきれず、乱雑に並べているはずです。そのままでは靴が傷んでしまうので注意しなければなりません。では、どのようにして靴を収納すればいいのでしょうか。

本記事では、靴の収納アイデアとポイントを解説します。

  1. 靴を上手に収納するポイント
  2. 靴の収納に役立つアイテム
  3. 靴の収納アイデアを紹介!
  4. 靴の収納に関してよくある質問

この記事を読むことで、靴を上手に収納するポイントも分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

1.靴を上手に収納するポイント

最初に、靴を上手に収納するポイントを押さえておきましょう。

1-1.まずは要らない靴を処分しよう

靴を収納する前に、まずは要らない靴を処分することが大切です。どの場所でも片付けや整理整頓をする際は使っていないものや必要ないものを捨てる断捨離が必要な作業となります。靴もいつの間にか履いていなかったり、サイズが合わなかったりしているものもあるでしょう。特に、子どもの靴は成長するたびに履けなくなるので、この機会も見直してみてください。履いていない・必要ない靴を処分することで収納スペースにも余裕が生まれます。よりスッキリと片付けられるようになるでしょう。

1-2.使用頻度によって収納場所を分ける

よく履く靴・お出かけの際にだけ履く靴など、靴の種類によって使用頻度が変わるはずです。靴の使い道や使用頻度によって収納場所を分けることも大切なポイントとなります。主な靴の収納場所は靴箱ですが、しまいたい靴の数が多ければ、ほかの場所にも収納場所を作るといいでしょう。たとえば、クローゼットや押し入れ・納戸の一角などです。靴箱には日常的に履く靴を、クローゼットや押し入れには冠婚葬祭の靴や季節外の靴を収納するようにしてください。収納場所も使い分けることで、見た目がスッキリしますし管理しやすくなります。

1-3.片付けやすく収納するのも大事

あなたは靴を収納する際、どのようにしてしまっているでしょうか。履きたい靴があっても取り出しにくくなったり、片付けにくかったりしているようであれば、しまい方を見直さなければなりません。靴の収納ポイントは、片付けやすくしまうことにもあります。たとえば、子どもの靴は小さめですのでそのまま靴箱にしまってしまうと靴が上下・前後にと押し込まれやすくなりがちです。よく履く靴で型崩れが気にならないタイプであれば、プラスチックケースに入れてひとまとめにするといいでしょう。そうすれば、ケースごと出し入れできますし、子どもの靴も片付けやすくなります。

1-4.履いた靴はすぐに収納しない

靴を収納する際、履いたばかりの靴をすぐに収納するのはNGです。その日に履いた靴は汗や皮脂汚れなどで湿気がこもっているため、すぐにしまわずに風を通して湿気やにおいを飛ばしましょう。すぐ靴箱に入れてしまうと、悪臭がさらにひどくなる原因になってしまいます。ただし、しまい忘れて出しっ放しにならないように注意しなければなりません。履いた靴を風に通すための一時置き場として、プラスチックトレーを活用するのもアイデアの1つです。次に【2.靴の収納に役立つアイテム】で便利グッズを紹介するので、ぜひチェックしてください。

2.靴の収納に役立つアイテム

ここでは、靴の収納に役立つアイテムをいくつか紹介します。

2-1.A4サイズのレタートレー

履いたばかりの靴を乾かすために役立つアイテムが、A4サイズのレタートレーです。プラスチックタイプのトレーは、風通しのための一時置き場として大変活躍します。子どもの靴をまとめたり、ビーチサンダルや上履きといった気軽な履物も入れたりしておくことができるでしょう。また、A4サイズのトレーに靴を入れる際は、立てかけるようにして入れるのがポイントです。積み重ねるのではなく立てかけることでまんべんなく湿気を飛ばすことができます。100円均一ショップでも売られているので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

2-2.ファイルボックス

よく使うことが多いファイルボックスも靴の収納に役立つアイテムです。棚の高さが自由に変えられない靴箱の場合、無駄な空間ができてしまうでしょう。そのすき間に無理やり靴を押し込んでしまうと形が崩れたり、傷ついたりしてしまいがちです。そのようなときこそ、ファイルBOXを活用してください。ファイルBOXを横にして棚に入れれば、棚板が増え、子どもの靴でもきれいに収納できます。また、高い場所の棚は出し入れしにくいものですが、ワイドタイプのファイルBOXを使えば、来客用スリッパなど普段使わないものが収納できるでしょう。丸穴がついているタイプなら高い場所でも取り出しやすくなるので便利です。

2-3.アクリルの仕切り棚

上下にスペースがある場合、デッドスペースが生まれてしまいがちです。上下の空間を上手に生かしたいのであれば、アクリルの仕切り棚を使って見てください。上下2段に仕切ったり、玄関の床に置いて小物を飾ったりすることもできます。高さのある靴箱を上手に生かすことができる便利グッズといえるでしょう。また、透明になっているので圧迫感がなく、狭い玄関でもスッキリとした印象になります。

2-4.突っ張り棒

収納に役立つアイテムといえば、突っ張り棒です。靴の収納でも突っ張り棒はとても役に立つアイテムといえるでしょう。たとえば、靴1個を靴箱に入れ、つま先部分の上あたりに突っ張り棒を設置します。そして、靴の幅が大きい部分が重ならないように片足のつま先を突っ張り棒に乗せるだけでOKです。梅雨の時期に使うことが増える長靴を収納する場合、靴底を奥の壁に向けて足の甲の部分とかかと部分の2箇所に突っ張り棒を設置してください。また、大人用の長靴やブーツであれば、靴底を天井に向け、足の甲に当たる部分に突っ張り棒を設置しましょう。奥の壁にかかと部分を引っかけるように収納すればOKです。画像つきの詳しい説明を知りたい方は、こちら(情報番組「ZIP!」の外部ページ)をチェックしてください。

2-5.メタルラック

靴箱以外の場所に靴を収納したい場合は、メタルラックがおすすめです。メタルラックは汚れがついてもすぐに拭き取ることができますし、頑丈なのでたくさんの靴を収納するのに最適でしょう。オフシーズンの靴をクローゼットに収納する際は、メタルラックを活用するのもアリです。また、玄関にメタルラックを設置し、もう1つの靴箱として活用するのもいいでしょう。メタルラックは靴を収納するだけでなく、外で使うものも一緒に収納できるので便利なアイテムですよ。

3.靴の収納アイデアを紹介!

それでは、靴の収納アイデアをいくつか紹介します。

3-1.省スペースでも収納できるアイデア

靴箱のスペースが狭かったり、少しの靴しか置けなかったりする場合でも、アイデアによっては上手に収納できます。たとえば、靴を上下に重ねて収納する方法です。100円均一ショップやホームセンター等では、1足を上下に重ねるアイテムが売られています。1足を上下に重ねることで横幅を有効活用でき、収納力がアップするというわけです。また、ファイルボックスに靴を立てて収納すれば、わずかなすき間でも片付けることができるでしょう。ファイルボックスにラベリングをしておけば何が入っているのかもひと目で分かるのでおすすめです。

3-2.吊(つる)して収納する

靴を吊して収納するのもアイデアの1つです。「吊すってどうすればいいの?」と疑問に感じる方が多いと思いますが、突っ張り棒とシューズハンガーを活用します。吊して収納することで、棚がない場所や上下空間が余っている場所でも靴が収納できるというわけです。吊して収納する方法は、靴を立てて収納している状態なので横幅のスリム化にもつながるでしょう。靴が濡れてしまったり、洗ったりした場合は、ベランダに干してそのまま収納できるので便利です。

3-3.ワイヤーラックを使って壁収納

どうしても靴を収納するスペースがない場合は、ワイヤーラックを使って壁収納にするアイデアがあります。100円均一ショップで売られているワイヤーラックを壁に設置し、そこにフックを取り付けるだけで靴が収納できるでしょう。ワイヤーラックに靴を乗せるだけですので、普段使っていない靴を見せる収納にしたり、コレクター品として飾ったりすることも可能です。玄関の壁を利用して、そこにワイヤーラックを設置すれば簡易的な靴箱にもなるでしょう。

3-4.靴箱下のデッドスペースを活用しよう

靴箱下にちょっとした空間があると思います。そこに木箱を置いたり、伸縮タイプのシューズラックを設置したりすることで、靴の収納スペースになるでしょう。靴箱下のデッドスペースは外から見えない場所でもあるため、靴を置いていても生活感はありません。インテリアが雑然することなく靴を収納するスペースが確保できるでしょう。また、伸縮タイプのシューズラックは、収納スペースや置きたい靴の量に合わせて横幅が調整できるのでおすすめです。

4.靴の収納に関してよくある質問

靴の収納に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.きれいに整頓された靴箱を維持するコツは?
A.定期的に靴箱を見直すことです。シーズンごとに靴を入れ替えている場合、そのときに履かなかった靴やサイズの合わない靴は処分するようにしましょう。履いていない靴を1足処分するだけでも、その分のスペースが生まれます。逆に、履いていない靴までギュウギュウに詰め込んでいると、大切にしている靴が傷ついたり、悪臭を放ったりする原因になるので注意が必要です。定期的に要らない靴を処分することも、整理整頓された状態を保つコツとなります。

Q.購入したときに付いてくる箱は捨てるべきか?
A.箱が置けるスペースがあれば保管しても構いませんが、スペースが足りていない場合は捨てることをおすすめします。買ってきたときの靴箱のままだと大きさがバラバラで積み重ねる際に不安定になったり、中身が見えなかったりと何かと不便になるからです。できれば、中身が見えるケースに詰め替えてください。そうすることで大きさもデザインも統一できてスッキリしますし、ひと目で中身が分かるので探す手間も省けます。

Q.季節外れの靴を保管する前にすべきことは?
A.きれいに洗ってきちんと乾かしてから保管することです。汚れがついたまま、生乾きのまま保管してしまうと悪臭の原因になったり、次のシーズンで履けなくなったりしてしまいます。また、ホコリがつかないようにジッパーに入れて保管しておくといいでしょう。サイズや子ども用など記載しておけば、管理しやすくなるのでおすすめです。

Q.靴箱・玄関のにおいを消す方法は?
A.消臭剤または除湿シートを活用する方法があります。玄関は靴からのにおいだけでなく、外からのにおいなどさまざまなにおいが混ざりやすい場所です。常に消臭剤を設置しておけば、嫌なにおいをすぐに吸収してくれるでしょう。また、靴を置く場所に除湿シートを敷いておくのもポイントの1つです。さらに、靴箱をこまめに換気するのもポイントといえるでしょう。どうしても靴箱の中は湿気がこもってしまいがちですので、定期的に扉を開けて新鮮な空気を入れてください。

Q.ブーツや長靴を収納するコツは?
A.ファイルボックスに立てて収納したり、吊して収納したりする方法があります。靴箱に置き場所がない場合は、吊す収納がおすすめです。たとえば、ブーツや長靴にピンチつきのハンガーを取り付けます。突っ張り棒を設置すれば、そこに吊して収納できるのでデッドスペースも収納スペースとして活用できるでしょう。吊す収納は型崩れしないので長靴やブーツの収納にぴったりです。

まとめ

靴の収納は、いろいろなアイテムやグッズを使うのがポイントです。たとえ、省スペースの靴箱であったとしても、ファイルボックスや突っ張り棒などを使うことで上手に収納できます。また、オフシーズンの靴はクローゼットや押し入れに収納するのもアイデアの1つです。普段使う靴は靴箱にしまい、そのほかの靴はほかの場所で管理しておけば、玄関もスッキリしますよ。