引越しの基本 ~ご近所への挨拶の仕方とは~

引越しの基本でもあるご近所への挨拶まわり。
これからご近所となる人がどのような人なのか確認することができますし、ご近所関係としてお世話になるのですからしっかりと挨拶はしておかなければなりません。
しかし、ここ最近、挨拶をする人が少なくなってきています。
怖い事件が発生していることもあり、顔を知られるのがイヤ、挨拶の仕方がわからない、面倒くさいとさまざまな理由があるでしょう。
しかし、ご近所との関係はいざという時、お互いに助けとなります。
とても大切なことなのでしっかりと挨拶はしておきましょう。

1.基本的なご近所挨拶の方法を紹介!

ご近所挨拶の方法を知ることは引越しの基本中の基本です。
知らない人はもちろんのこと、知っている方でももう1度一緒に確認しておきたいと思います。
挨拶は引越しをした後でも良いですが、引越しをするときに音がうるさかったり、ご近所さんの迷惑になってしまうこともあるでしょう。
そのような失礼があっても引越しをするまえに一言挨拶をしておけばご近所さんも心よく引き受けてくれます。
なのでオススメは引越しをする前です。
「今度お隣に越してくるものですが…」「引越しの際にご迷惑をおけけするかもしれませんがよろしくお願いします」と挨拶をしておきましょう。
どうしても挨拶にいく時間がない場合は「挨拶状」を送りましょう。
挨拶状はお手紙のことです。
ほんの少しの文章でも構いませんので新しく引越しする旨を記し、ポストに入れておきます。
そして時間ができたときに改めてご挨拶にいきましょう。

2.引越しの挨拶をする範囲はどこまで?

よく引越しの挨拶で聞かれる質問ですが、どこのお宅まで挨拶をすれば良いのかわからないという方が多いようです。
基本的に挨拶をする範囲は、お隣さんです。
一軒家であれば家の周囲にあるお宅から向かい側のお宅まで、マンションやアパートの場合は真上・真下にある部屋と隣が基本になるでしょう。
しかし、マンション・アパートは廊下ですれ違うことが多いので三軒両隣まで挨拶をしておくと顔を合わせたときにも安心して挨拶することができるでしょう。
大変かもしれませんが、これもご近所の人と上手く付き合うために大切なことです。
挨拶にいく時間帯は10時~18時の間がベストです。
朝は忙しい時間帯ですし、あまり遅い時間帯になってしまうと迷惑がかかってしまいます。
土日であれば、平日は仕事で滅多に家に居ない方でも在宅している可能性が高いです。

3.挨拶品・粗品は何が良いの?

ご近所への挨拶で1番困るのが挨拶品・粗品の選択です。
引越し蕎麦とよく聞くように蕎麦を送る方もいらっしゃいますが、今ご近所への挨拶で選ばれている品物は「入浴剤セット」や「洗濯用洗剤」「台所用洗剤」「ハンドソープ」が多いです。
生活には欠かせない品物ですし、消耗品となっているのでいくつあっても困りません。
蕎麦は古いイメージがあるので今のご挨拶へはこのような粗品がぴったりですし、喜ばれる方が多いのでオススメです。
500円~1,000円と値段も安いので費用も抑えることができます。
ポイントはしっかり「のし」をつけ、御挨拶品と書いた下の方に自分の苗字を書くことです。
すぐに名前を覚えてもらえますし、好印象となります。

まとめ

引越ししたときのご近所への挨拶はとても大切なことです。
挨拶の仕方や時間帯、挨拶をする範囲、挨拶品などチェックすべき点はたくさんあります。
できるだけ引越しをした当日に挨拶をした方が良いのですが、家にいなかったり、こちらも忙しかったりとタイミングが外れると思います。
当日~1週間ほどを目安にご近所に挨拶をおこなっていきましょう。