ソファーの選び方を知りたい人へ! 目的別のチェックポイントを解説!

「新しいソファーが欲しいので、失敗しない選び方を知りたい」とお考えでしょうか? 買い替えや引っ越しなどで新しいソファーが欲しくても、どんなポイントで選ぶべきかよく分からないですよね。満足するソファーを選ぶには、第一に目的ごとのポイントをきちんとチェックすることが必要になります。

そこで今回は、ソファーの選び方について詳しく解説しましょう。

  1. ソファーを購入する前に確認すべきこと
  2. ソファーを選ぶときのチェックポイント
  3. 失敗しないソファーの選び方
  4. ソファーの選び方に関するよくある質問

この記事を読むことで、ソファーを選ぶポイントがよく分かります。ソファーの購入をお考えの方は、記事を読んでみてください。

1.ソファーを購入する前に確認すべきこと

最初に、ソファーを購入する前に確認すべきことを見ていきましょう。

1-1.設置スペースをどれぐらい確保できるか

まずは、設置スペースをどれぐらい確保できるか確認してください。設置場所を広く確保できるほど、購入できるソファーの選択肢が増えます。実際にソファーを設置する予定の場所を、正確にメジャーで測定しましょう。このとき、きちんと測定しておくことがポイントです。大体の数値で把握してしまうと購入してから設置スペースが足りないと判明するケースもあるので、注意してください。

1-2.どんな目的で使用するか

どんな目的でソファーを使用するかも、きちんと考えておきましょう。よく考えずに購入すると、思ったより使いにくいことがあるからです。たとえば、リビングでゆったりくつろぐために使いたい場合と、応接室で来客用として使いたい場合では随分異なります。購入してから後悔しないためにも、どんな目的でソファーを使用するのか必ず確認してください。

1-3.いつまでに購入すべきか

ソファーをいつまでに購入すべきかも、確認しておくべきポイントです。単なる買い替えなら、余裕を持って新しいソファーを選ぶことができます。しかし、傷みがひどい場合はなるべく早く、引っ越しを伴う場合は引っ越しのスケジュールに合わせて買い替えることになるでしょう。いずれにしても、いつまでにソファーを用意すべきか検討し、最適なタイミングで購入できるように進めていきましょう。

1-4.搬入経路を確保できるか

ソファーを購入する前には、搬入経路を確保できるかどうかも確認しておくことが大切です。特に、大型のソファーを購入する場合は、玄関などから搬入できないことがよくあります。玄関から搬入できない場合は、ベランダなどからの搬入を検討する必要があるでしょう。また、マンションの高層階などで共有エレベーターを使用できない場合は、オプション費用が上乗せになるか、搬入作業を断られることもあるので注意してください。

1-5.古いソファーをどんな方法で処分するか

ソファーを買い替える場合は、古いソファーをどんな方法で処分するかについても考えておくべきでしょう。新しいソファーをスムーズに設置するには、古いソファーを新しいソファーの搬入より前か同時に処分する必要があるからです。ソファーを処分するには、以下のような方法があります。

  • 自治体回収に粗大ゴミとして出す
  • 知人などに譲る
  • 販売店の下取り・回収サービスを利用する
  • 買取に出す
  • 不用品回収業者に処分を依頼する

処分方法によって、処分できるタイミングや処分費用の違いがあるので、よく比較して最もメリットが大きな方法を選ぶとよいでしょう。

2.ソファーを選ぶときのチェックポイント

ソファーを選ぶときにチェックすべきポイントを、詳しく見ていきましょう。

2-1.素材

ソファーを選ぶときにチェックすべきポイントとして、素材が挙げられます。同じデザインでも、素材が変わると使い勝手などがまったく異なるからです。ソファーの主な素材には、以下のようなものがあります。

  • 本革:風合いや高級感があるが、水や汚れに弱くて高価
  • 合成皮革:水や汚れに強いが、蒸れたり早く劣化したりしやすい
  • ファブリック(布):リーズナブルな価格でデザインも豊富だが、水や汚れに弱く破れやすい

2-2.サイズ

ソファー選びでは、サイズも大切なポイントになります。まずは、設置したい場所に置くことができるかを確認してください。同じ人数用でも、ゆったりした設計とコンパクトな設計では、使い勝手や座り心地が大きく異なります。また、ゆったりした設計のソファーは、広い設置スペースが必要になるでしょう。部屋のレイアウトや動線も併せて考え、適切なサイズのソファーを選ぶことが必要です。

2-3.デザイン

デザインも、ソファーを選ぶときの重要なポイントです。ソファーは、インテリア家具の一つでもあります。部屋の雰囲気やそのほかの家具とマッチするデザインであるか、しっかりチェックして選びましょう。ソファー単体では問題なくても、部屋に置いてみるとしっくりこないことがあるので注意してください。

2-4.座り心地

ソファーを選ぶときに忘れてはいけないのが、座り心地です。どんなにそのほかのポイントが優れていても、座り心地が悪いのでは大きな不満が残ります。ソファーは、座ってリラックスするための家具であることを忘れてはいけません。材質やデザイン・サイズも大切ですが、座り心地のよさも必ず確認しておきましょう。

2-5.機能性

ソファーを選ぶのなら、機能性もチェックしておきましょう。たとえば、ひじ置きがあるソファーは、立ったり座ったりが楽にでき、座っているときに安定しやすいのがメリットです。一方、ひじ置きがないタイプのソファーは、スッキリとした外観で圧迫感がなく、シンプルな使い方ができます。また、ソファーの中には、パーツを組み替えたりソファーベッドとして使用できたりするものもあるので調べてみるとよいでしょう。

2-6.予算

予算も、ソファーを選ぶときに欠かすことができないポイントといえます。予算に余裕があれば、幅広い選択肢から選べるでしょう。本革素材や有名ブランド品などの高価なソファーも、購入を検討することが可能です。しかし、予算が限られているのなら、予算の範囲内でベストのソファーを探すことになります。なお、同じソファーでも販売店や購入タイミングによって価格が異なることがあるので、よく調べてみることも必要です。

2-7.保証やアフターサービスの内容

保証やアフターサービスの内容も、ソファーの選び方でチェックすべきポイントでしょう。高品質なソファーには、メーカーや販売店による長期保証が付いているケースが増えています。また、アフターサービスも手厚いことが特徴です。一方、安価なソファーは、十分な保証やアフターフォローが付いていないことが多いので注意しましょう。長く愛用したいのなら、保証やアフターサービスが手厚いソファーを選ぶことをおすすめします。

3.失敗しないソファーの選び方

失敗しないソファーの選び方を、主なポイントごとに詳しくご紹介します。

3-1.なるべく自分の目で実物を確認する

ソファーの選び方で失敗しないためには、なるべく自分の目で実物を確認することが大切です。ネットで検索したりカタログを見たりして得た情報だけでは、不完全といえます。たとえば、本来の色合いや手触り・座り心地などは、実際に確認するまでは分かりません。ネットやカタログの情報で気に入っても、実物を目にしてがっかりしたというケースもあるので、なるべく自分の目で確認しましょう。

3-2.コストパフォーマンスを考える

ソファーを選ぶときは、コストパフォーマンスを考えることも大切なポイントです。長く使うつもりなら、多少高価であっても上質なものを選ぶほうがよいでしょう。反対に、ライフスタイルや好みの変化に応じて柔軟に買い替えたい場合は、手頃な価格のソファーが適していることもあります。ただし、単に安いだけで選んでしまうと、不満が大きくなって結局早く買い替えることになりがちなので気を付けてください。

3-3.ライフスタイルに合うか考える

ライフスタイルに合うか考えてソファーを選ぶと、失敗を防ぐことができます。リビングに置いてテレビを視聴するときに使いたいのなら、ゆったりと体を包み込んでくれてリラックスできるタイプがよいでしょう。足を乗せておけるオットマン付きのモデルも、おすすめです。書斎でとっておきのお酒を飲むときに使いたいのなら、高級感のある素材がマッチします。ライフスタイルに合わせて購入したソファーは、使い勝手がよくて気に入るはずです。

3-4.部屋のインテリアとの調和を考える

部屋のインテリアとの調和を考えることも、ソファーの選び方の基本です。ナチュラルで明るい雰囲気のインテリアなら、ファブリック素材のカジュアルなソファーが似合います。シックでモダンなインテリアなら、本革素材の存在感のあるソファーが捨てがたいでしょう。併せて、ソファーを設置したときに違和感が出ないよう、カラーコーディネートも考えて選ぶことをおすすめします。

3-5.ほかの人の意見も参考にする

ソファーを選ぶときは、ほかの人の意見も参考にしましょう。特に、家族で共有して使うのなら、自分だけの意見で購入を決めるのはいけません。リビングにおいてしっくりくるか、家族みんなが気に入るデザインや座り心地かなど、よく話し合ってみてください。結果的にベストの選択ができれば、大きな不満が残ることはありません。1人暮らしの場合などでも、親しい友人や恋人などに意見を聞いてみると客観的に判断できておすすめです。

3-6.信頼できる販売店に相談する

信頼できる販売店によく相談することも、失敗しないポイントです。信頼できる販売店には、必ず豊富な知識を持ったスタッフがいます。自分が希望するソファーについて具体的に伝えると、プロの目で見て選んだものをおすすめしてもらえることでしょう。そのほか、ソファーの選び方についても、親切にアドバイスしてもらえるのもメリットです。満足できるソファーを手に入れるためにも、ソファーの品ぞろえや販売実績が豊富で、顧客からの評判がよい販売店に相談してみてください。

4.ソファーの選び方に関するよくある質問

最後に、ソファーの選び方に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.新婚生活をスタートする場合は2人用のソファーがおすすめ?
A.まずは、2人用のソファーの購入を考えてみるとよいでしょう。予算や設置スペースに余裕があるのなら、よりゆったりした設計のものを選ぶか、1人がけのソファーをもう1個購入すると、使い勝手がよくておすすめです。

Q.ソファーベッドを選ぶと便利だと聞いたのですが?
A.ワンルームで暮らしている場合などは、ソファーベッドを選ぶことで狭い空間を有効活用できます。しかし、ベッドとして使うつもりでも、寝心地などの点から結局使わなくなる人も多いので、じっくり考えて判断することが大切です。

Q.有名ブランド品なら安心して選んでよい?
A.有名ブランド品という点だけでは安心できません。確かに、有名ブランド品は素材や設計がしっかりしているものが多いのは事実です。しかし、デザインや使い心地などそのほかのポイントも総合的に判断して、気に入ったものを選ぶようにしましょう。

Q.安価ソファーを短期間で買い替えるのはダメ?
A.ダメではありません。割りきって安価なソファーを短期間で買い替えるのも、一つの方法です。ただし、安価なソファーを購入した場合、買い替えサイクルが想定より短くなり、コストパフォーマンスが下がることもあるので注意してください。

Q.ペットを室内飼いしている場合はどんなソファーがおすすめ?
A.ペットを室内飼いしている場合は、どんなソファーを選んでも爪が引っかかるなどの理由により早く傷みやすいものです。そのため、リーズナブルなソファーを傷みが目立ってきた都度買い替えることをおすすめします。

まとめ

今回は、ソファーの選び方について詳しく解説しました。理想的なソファーを選ぶには、素材・サイズ・デザイン・座り心地などあらゆるポイントをチェックし、総合的に判断することが大切です。単に好きなブランドだったり気に入ったデザインだったりするだけで選ぶと後悔することが多いので、注意しましょう。なお、不要になったソファーの処分は、信頼できる不用品回収業者に依頼することも可能です。都合のよい日時と場所を指定して回収してもらえる、状態のよいものは買取になることがあるなど何かとメリットが多いので、検討してみるとよいでしょう。