地震に備えておくもの~家族を地震から守る時の備え方~

日本は「災害列島」と言われるほど災害の多い地域です。
特に心配なのが地震ですね。
東日本大震災以降、地震に対する備えを気にする人が増えてきました。
では、地震が起きたときに最低限必要なものとはどんなものなのでしょうか?
ここでは非常用として家に常備しておきたい物をご紹介します。
地震が起きる前に確認しておきたいことも解説していきましょう。

地震に備えて最低限用意したいものは?

地震に備えて準備しておきたいものは以下のものです。

水は最低でも20L~30L程度は確保しておきましょう。
持出やすいように小さなペットボトルの水をたくさん用意しておくのがおすすめです。

食糧

乾パンや缶詰のほか、チョコレートやインスタントとの麺類など保存が効くものなら何でも構いません。
火や水を使わなくても食べられるチョコレートは非常食にピッタリですので、多めに用意しておきましょう。

防寒用品

電気もガスも止まってしまった場合、冬場は寒さをしのげません。
カセットコンロ式のストーブがあれば安心です。

ろうそく・マッチ

電気が止まってしまった場合の明かりになります。
大きめで溶けづらいものがあると非常に便利ですね。

手回しラジオ

ライトとラジオが一体になったタイプがおすすめです。

救急用品

絆創膏・消毒薬などを常備しておきます。

いつも飲んでいる薬や痛み止めなどを非常用に準備しておきます。

寝袋

寝る場所がなくなってしまっても、寝袋があれば安心ですね。
ヒト型の寝袋なら暖をとるのにも便利です。

発泡スチロールの箱

意外と役に立つのがこれ!
電気が止まってしまっても冷凍食品と氷を入れておけば冷凍庫として使えます。
保温用としても役立ってくれます。

ライフラインが止まるような大きな地震の場合、家族と連絡がつかなくなったり元の生活に戻るのに時間がかかったりします。

他にも余裕があれば発電機や折りたたみ自転車などを常備しておきましょう。
備えが多すぎて困ることはありません!
このほかにも非難する時用の非常用持出袋を一人一袋作っておき、子供たちにもしっかり教えておきましょう。

これだけは確認しておこう!

東日本大震災で目の当たりにしたのが家屋の倒壊でした。
この地震を境にして日本の耐震・免震・制振対策に対して人の意識が変化したと言ってもよいでしょう。

自宅の構造がどれぐらいの地震に耐えうるか、理解できていますか?
耐震構造はちゃんと出来てる! と思っていても、具体的なことは分かっていない人がほとんどと言っていいでしょう。

いつ巨大地震がくるのかわからない日本ですから、耐震構造は必ず確認を。
最大限の地震が来たことを想定し、家の構造を補強しておきましょう。

地震に備えておくべきものまとめ

  • 地震に備えて水や食料などを常備しておく
  • 余裕があれば自宅用の発電機なども準備しておく
  • 家屋がどれぐらいの地震に耐えられるかをチェックしておく

地震の備えは備えすぎて困ることはありません。
非常食やろうそくなど、最低限のものはもちろん余裕ができたら大きな地震に備えて発電機なども用意しましょう。
家の耐震構造もチェックし、家屋の倒壊につながらないように補強しておくのがおすすめです。