カーポートのサイドパネルにはどのような効果があるの? 上手に設置する方法
駐車場となる「カーポート」の設置を考えている人は必見です。
カーポートにもさまざまな種類があります。
どのようなカーポート、サイドパネルはつけた方が良いのか悩んでしまうでしょう。
そこで、カーポートに取りつけるサイドパネルの効果について説明します。
効果だけでなく、防風ネットとサイドパネルの違い、サイドパネルをつける際の注意点もチェックしていきましょう。
1.サイドパネルの効果とは
カートポートを設置する際、サイドパネルをつけるかつけないか悩んでしまうものです。
そこで、サイドパネルの効果について詳しくチェックしていきましょう。
効果を理解しておけば、自分に合ったカーポートが設置できますよ。
1‐1.雨や雪よけに効果的
サイドパネルの大きな効果といえば、「雨や雪よけになること」です。
大切な車を汚したくない人は、サイドパネルを取りつけた方が良いでしょう。
雨や雪はどこからやってくるのかわかりません。
風がなければ屋根だけでも良いでしょう。
しかし、横なぐりの雨なら防ぎようがないですよね。
そこで、大いに役立つのがサイドパネルになります。
雨や雪の振り込みを徹底的に防げるでしょう。
サイドパネルはメーカーによって自由に高さを決めることができます。
弱い雨や雪よけをしたいのであれば、およそ50cm~80cmの高さで良いでしょう。足元まで雨・雪を入れたくない場合は高さが200cm以上のものを選びます。
高さがあればあるほど値段が高くなるので注意してくださいね。
大切な愛車を汚したくない人は、高さのあるサイドパネルを選びましょう。
1‐2.紫外線や太陽熱対策
サイドパネルの効果は、雨・雪よけだけではありません。
空から降りそそぐ紫外線や太陽熱対策にもなります。
紫外線は1年中降りそそいでいますが、私たちのお肌にシミとしわを作るやっかいなものです。
紫外線の影響は車にも関係しています。紫外線は車体の塗装をはがす恐れがあるのです。
紫外線を浴びれば浴びるほど、車体の塗装が色あせてしまいます。
せっかくの新車が色あせてしまうと本当にショックです。
サイドパネルには紫外線をカットしてくれる素材もあるので、ぜひチェックしてください。
また、太陽熱対策の効果もあります。
夏場は閉めきっている車内がとても暑くなるでしょう。
車に乗ったとき、ヤケドをする恐れもあります。
しかし、サイドパネルを熱線遮断タイプにすれば、車内への熱をカットしてくれるのです。
1‐3.そとからの「目隠し」になる
カーポートのサイドパネルは、そとからの目隠しにも役立ちます。
車を乗り降りする際、近所や道を歩いている人の目線が気になることもあるでしょう。プライベートな空間を維持したい人にとって、サイドパネルは大きな効果を発揮します。
サイドパネルをつけておけば、近所の人と目を合わせることなく出入りができるでしょう。
実際に取りつけてみて、周囲が気にならなくなったとうれしい声も上がっています。
目線の高さまでもってくれば、そとから遮断できるでしょう。
サイドパネルにもブラウンやブルー系など、さまざまなカラーがあります。
ぜひチェックしてくださいね。
2.防風ネットとサイドパネルの違い
2‐1.防風ネットとは?
ホームセンターなどで手に入る「防風ネット」とは、みかん農園などに使用しているネットのことです。
防風だけでなく、風と一緒にやってくるゴミや虫などを防いでくれます。
防風ネットにはさまざまな種類があり、目合によって効果が異なるでしょう。
網目が細かいほど小さなゴミをカットしてくれます。色や目合の種類も幅広いです。
自分に合った防風ネットを選ぶと良いでしょう。
防風ネットをサイドパネルの代わりに設置している人をよく見かけます。
しかし、防風ネットはしっかり固定しておかなければすぐにはずれてしまうでしょう。強くて頑丈なのは防風ネットよりもサイドパネルです。
防風ネットは、網で作っていることを忘れないでくださいね。
2‐2.安心できるのはサイドパネル
防風ネットか、サイドパネルで悩んでいる人も多いでしょう。
安心できるのはしっかりとしたサイドパネルです。
サイドパネルはプラスチック製でできているので、強風や雨にも対抗できます。
しかし、網でできている防風ネットは、雨を完璧に防ぐことはできません。
雨は網をとおりこして車に当たってしまいます。
できるだけ雨で汚したくない人はサイドパネルを設置した方が良いでしょう。
サイドパネルが後づけできるなら、最初は防風ネットで対策を立ててみるのも1つの方法です。
このように、自分の理想や条件に合うのはどちらなのか、考えながら選んでくださいね。
3.サイドパネルをつける際の注意点
3‐1.地域の気候や設置方向を考える
サイドパネルの効果を十分発揮するには、「地域の気候」や「設置方向」を考えなければなりません。
地域によって気候は異なります。台風が多い、雨風を遮る場所がない、降雪量が多いなどばらばらです。
そのため、地域の気候を第1に考えたサイドパネルを選ぶ必要があります。
自分が住む地域はどのような気候なのか、どこから風がやってくるのか考えてみましょう。
そして、カーポートやサイドパネルの設置方向を見つけなければなりません。
設置方向をきちんと考えなければ、すぐに壊れてしまいます。
設置方向によっては、サイドパネルの種類や基礎作りの深さ、形状が大きく異なるでしょう。
後悔しないためにもしっかりチェックしておきたいポイントです。
3‐2.実績のある業者を選ぶ
サイドパネルをつける際、業者選びも注意しておきたいポイントになります。
悪徳業者とのトラブルが増えてきているため、注意しなければなりません。
できるだけ「実績のある業者」を選んでください。
カーポートやサイドパネルの設置経験がある業者は、施工方法や家庭がしっかりしています。
悪徳業者は適当に施工をするため、後でトラブルになってしまうのです。
せっかくお金を支払うのですから、きちんとした頑丈なサイドパネルをつけなければなりません。
また、施行後すぐに壊れたとしても保証がついているところは、無償で対応してくれます。
施工保証がついている業者を選びましょう。
優良業者と悪徳業者を見極めるには、複数の業者に見積もりを依頼してください。
ほとんどの業者はホームページをもっています。
ホームページから気軽に見積もりの請求ができるのです。
1社だけでなく、複数の業者を見比べることでどこが最も安心できるのかわかりやすくなるでしょう。
ぜひホームページから無料見積もりを依頼してくださいね。
4.まとめ
サイドパネルの効果や防風ネットとサイドパネルの違い、サイドパネルをつける際の注意点について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
サイドパネルを設置しようか考えている人には、ぜひ押さえておいてほしいポイントばかりです。
事前に知識を身につけておけば、満足いくサイドパネルが設置できるでしょう。
- 雨や雪よけに効果的
- 紫外線や熱対策ができる
- そとからの「目隠し」になる
- 防風ネットは網でできている
- 安心できるのは防風ネットよりサイドパネル
- 地域の気候や設置方向を考える
- 実績のある業者に依頼する
以上のポイントは要チェックです。
サイドパネルの設置を考えている人は、安心できる業者を選び、しっかり打ち合わせをしてくださいね。