キッチンをきれいに保つコツを紹介! 常に快適なキッチンにするには?
「キッチンをきれいに保つコツを知りたい」という人は多いと思います。料理を作る場所であるキッチンは、常にきれいな状態にしておきたいものです。しかし、実際には非常に汚れやすく、散らかりやすい場所でもあります。「すぐキッチンがごちゃごちゃしてしまう」「汚れがたまって掃除が大変になる」などの悩みは尽きないはずです。この記事では、キッチンが汚れる原因やきれいに保つコツをご紹介します。
この記事を読むことで、キッチンがなぜ汚れてしまうのか、どうすればきれいに保つことができるのかが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。
1.キッチンが汚れる原因は?
まず、キッチンが汚れる原因について考えてみましょう。
1-1.調理中に飛び散る油
キッチンが汚れる原因として最も多いのが、調理中に飛び散る油によるものです。調理中、油の粒子は広い範囲に飛び散ります。また、油を使って調理をすると、鍋からは油を含んだ水蒸気が出てくるため、コンロだけでなく壁やレンジフードにも油が付着することになるのです。
1-2.水まわりに発生するカビ
水まわりは湿気がたまるため、カビが発生しやすい環境といえます。特にシンク周辺のタイル目地やコーキングに生えやすいのが黒カビです。黒カビが生えているキッチンは、不衛生な印象を与えてしまうでしょう。
1-3.食品による汚れ
食材の下ごしらえをするとき、シンクなどに食品の汚れが付着することも原因の一つです。汚れをそのまま放置した場合は、シンクが変色してしまうこともあります。
1-4.ものが増えがち
キッチン用品は種類が多いため、すぐにものが増えてキッチンが散らかってしまいます。「収納スペースが足りない」「片づけが面倒でものを出しっぱなしにしてしまう」などの理由で、雑然としたキッチンになってしまうことも多いでしょう。
2.キッチンをきれいに保つコツ
キッチンをきれいに保つために知っておくべきコツをご紹介します。
2-1.ものを減らして定位置を決める
キッチンが雑然としてしまうのを防ぐために、まずはものを減らして定位置を決めましょう。キッチンには、普段ほとんど使っていないものもあるはずです。そういったものは思いきって処分し、確実に使うものだけを残すようにしてください。そして、どこに何をしまうのか、ものの定位置を決めましょう。そうすることで、ものが出しっぱなしになることを防ぐことができるはずです。また、ものを減らすことは「掃除のしやすさ」にもつながります。「掃除をする前にものを動かす」という作業がなくなるため、気になったときすぐに掃除をすることができるでしょう。
2-2.「ついで掃除」を心がける
「料理をした後はコンロまわりを拭く」「洗いものをした後はシンクも洗う」というように、「ついで掃除」を心がけましょう。汚れがたまってしまうと、落とすのが大変になります。汚れがたまる前に簡単な掃除を心がけるだけで、大がかりな掃除が必要なくなるのです。特に、ガスコンロは使用後、まだ熱がこもっている状態で掃除をすると汚れが落ちやすくなります。完全に冷めてしまう前に、さっと掃除をしておくとよいでしょう。
2-3.ゴミを捨てる場所を決めておく
調理で出たゴミなどを捨てる場所は、決めておくようにしましょう。特に食材のゴミは、すぐに捨てられるようにしておくことが大切です。調理が終わった後、生ゴミがシンク内に残ることのないよう、その都度ゴミ袋ごと捨てられるゴミ箱を設置しておくことをおすすめします。
2-4.ふきんやクロスを最低3枚は用意しておく
汚れや水分をすぐ拭き取れるように、キッチンまわりには最低でも3枚のふきんやクロスを用意しておきましょう。シンクまわりに飛び散った水分を拭き取る布、調理台やコンロの汚れを拭き取る布、洗った後のお皿を拭く布というように、使用用途を決めておいてください。
3.キッチンをきれいに保つために、調理中気をつけること
キッチンをきれいに保つためには、調理中も注意しなければならないことがあります。キッチンが汚れたり散らかったりするのを防ぐために、ぜひ実践してみてください。
3-1.汚れに気づいたらすぐ拭き取る
調理中は、必ず作業台やシンクまわりに汚れが付着します。汚れに気がついたらすぐに拭き取るようにすれば、汚れは簡単に落とすことができるでしょう。汚れは、時間がたつほど落ちにくくなるものです。調理をしながら拭き取る作業をすれば、調理が終わった後のキッチンはきれいなままでしょう。
3-2.使い終わった道具はその都度洗う
調理にはさまざまな道具を使いますが、使い終わったものはすぐに洗うようにしましょう。洗いものがたまってしまうと、シンクが使いにくくなる上に、食後の洗いものが大量になって面倒です。特にフライパンや鍋などは、使用直後にキッチンペーパーなどで拭き取って水を入れておくだけでも、洗う手間を大幅に減らすことができます。
4.キッチンの掃除中に注意するポイント
キッチンを掃除する上で注意するべきポイントをご紹介しましょう。
4-1.キッチンの材質に合った道具を使用する
キッチンにはさまざまな素材が使われているため、掃除の際は材質に合った洗剤や道具を使うようにしましょう。たとえば、フッ素コートのキッチンは固いスポンジでこするとキズがつく可能性があります。また、アルミニウム素材は酸やアルカリと接触すると変色することがあるため、洗剤を選ぶ際は注意が必要です。
4-2.重曹を使うときは分量に注意
キッチンの掃除に重曹が大活躍しますが、使用する際は分量に注意しましょう。重曹の使い方としては、以下のようなものがあります。
- ぬるま湯100mlに重曹小さじ1杯を溶かしてスプレーボトルに入れる
- 重曹大さじ2~3杯に水を大さじ1杯加え、ペースト状にして使う
頑固な油汚れや焦げつきには、重曹ペーストがおすすめです。重曹の量が少なすぎると、十分な効果が得られないため、注意してください。
5.キッチンの汚れや掃除に関してよくある質問
「キッチンの汚れや掃除について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q.油汚れと水アカは、同じ洗剤で掃除してよいのでしょうか?
A.油汚れは酸性なのでアルカリ性の洗剤、水アカはアルカリ性なので酸性の洗剤を使ってください。
Q.水栓の金具まわりにこびりついている白い汚れは何でしょうか?
A.水道水中のカルキやカルシウム分が固まってできた水アカです。こすってもなかなか落ちませんが、クエン酸や酢を使って掃除するときれいになります。
Q.キッチンのものを減らしたいのですが、売って処分することは可能でしょうか?
A.使用済みのキッチン用品は、買い取り対象にならない場合がほとんどです。未使用のものや、購入から年数があまりたっていない家電などは、買い取ってもらえる可能性があります。
Q.排水口のぬめりはどのようにして掃除すればよいですか?
A.重曹を2カップほど振りかけ、その上からクエン酸を1カップほど振りかけ、ゆっくりお湯を注(そそ)いでみましょう。発泡したら30分ほど放置して、最後に水で流すときれいになります。
Q.自分で掃除をしてもキッチンがきれいにならないのですが、どうしたらよいでしょうか?
A.プロの業者に依頼することもおすすめです。家事代行業者やハウスクリーニング業者に依頼してみましょう。
まとめ
いかがでしたか? キッチンをきれいに保つコツをご紹介しました。キッチンは家の中でも特に汚れやすい場所です。常にきれいな状態にするためには、こまめな掃除が必要不可欠でしょう。普段からできるだけ汚さないように工夫をするとともに、きれいに掃除をするコツを知ってください。