古着を買取に出す方法を解説! 中古でも需要がある古着は?
「いつの間にかたまってしまう着ない洋服を売りたい」と考えている人は多いことでしょう。その一方で、古着の買取先が分からず悩んでいる人もいると思います。
今回は、古着の買取をしている業者や相場、高く売るコツなどを紹介しましょう。
この記事を読めば、古着の売り時や買取に出す際の注意点もよく分かります。古着の売却を考えている人は、ぜひ読んでみてくださいね。
1.古着の買取事情や注意点
はじめに、中古でも需要がある洋服の特徴や古着の買取相場について紹介します。
1-1.ブランドものの洋服は古着でも需要がある
現在は、安くて品質のよい服がたくさん売られています。そのため、古着でも需要があるのは以下のようなものです。
- すでに生産が終了していて再生産も望めない服:1960~80年代に欧米で製造・販売された古着は人気がある
- 元値が高く、人気があるアパレルブランドの服
- 世界中で知名度が高いハイブランドの服:グッチ・シャネルなど
- 着物
ユニクロなどのファストファッションは買取条件が厳しく、買取を行うショップも限られています。さらに、値段がついても1点10円前後なことも多いので、買取してほしい場合はキレイで新しいものを選んで査定に出しましょう。
1-2.季節によって古着の需要や買取価格は変化する
古着は、季節によって買取値段が変わるものも珍しくありません。たとえば、夏物ならば春先に需要が集中するので査定額が高くなります。ですから、古着を買取してもらう場合は、売る時期もよく考えましょう。
1-3.流行遅れの服は査定額が低い
元値が高価なブランド服でも、販売されてから2年以上たつと査定額が下がります。元値が高くても流行遅れの服は需要が少なくなるためです。ですから、不要になったらすぐに買取してもらいましょう。ただし、着物はキレイならば古いものでも買取してもらえます。
2.古着を買取してもらう方法
この項では、古着の買取をしているショップの紹介や自分で買い手を探す方法を紹介しましょう。
2-1.古着の買取はネットショップでも盛ん
古着の買取は、リサイクルショップだけでなくネットショップも盛んです。ネットショップならば、宅配便を利用して全国から査定を依頼できます。古着は、ショップによって買取可能なブランドや量が決まっているところが多いので、まずはそれを確認しましょう。また、宅配便で査定を依頼する場合、買取が成立しなかったときにかかる返送用の送料は自己負担なところもあります。宅配買取を利用する場合は、送料の条件をよく確認しましょう。
2-2.対面買取は値段の交渉もできる
対面買取とは、実際にショップに品物を持ち込んで店員に査定してもらうことです。査定額がすぐに出る、値段の交渉ができるといったメリットがあります。また、着物は対面買取が主流です。
2-3.フリーマーケットならばノーブランドでも売れるかも
フリーマーケットを利用すれば、ノーブランドの洋服でも買い手がつく場合があります。特に、子ども服は人気が高いでしょう。ただし、フリーマーケットはあまり高値はつけられません。1点あたり最高でも1,000円前後が主流です。
2-4.ファストファッションは自分で売る
フリマサイトやネットオークションを利用すれば、全国から買い手や落札者を募ることができます。古い服でも売れる可能性がある一方で、元値が高いものでも安価でしか売れないこともあるでしょう。ファストファッションも人気があります。特に、一部の店舗でしか販売していない限定商品は、あっという間に買い手がつくこともあるでしょう。ネットオークションを利用する場合は、服の写真と共に、メーカーやサイズ・使用感などを記載しておくのがおすすめです。
3.古着の買取先の選び方
この項では、古着を売却する場所の選び方や査定額を高くしてもらうコツを紹介します。
3-1.ブランドものの古着は買取実績がある場所で選ぶ
アパレルブランドはたくさんあるので、買取実績があるか買取強化中のショップで査定してもらいましょう。ショップによって買取に力を入れている古着が違うのでよく確認することが大切です。
3-2.ハイブランドの古着は専門店も視野に入れる
シャネルやグッチなどハイブランドの古着は、専門のリサイクルショップもあります。ハイブランドの服が不要になった場合は、一般的なリサイクルショップだけでなく、専門店での査定も視野に入れて考えましょう。
3-3.ノーブランドはkg単位で買取するところもある
ノーブランドの衣類は、新しくても古着は不人気です。リサイクル目的でkg単位でなら買取する業者もあるので、利用してみてもいいでしょう。量があれば、数百円で引き取ってもらえます。
3-4.査定は服をキレイにしてから受ける
査定をする前に、服をキレイに洗濯してブラシをかけ、できるだけ新品に近い状態にしましょう。汚れや使用感があると買取不可になることもあります。
4.古着の買取に関するよくある質問
この項では、古着の買取に関する質問を紹介しましょう。
Q.バザーでは大人の服も需要はありますか?
A.ありますが、子ども服に比べると人気はありません。買いやすい値段にするなと売り方を工夫しましょう。
Q.ブランドが分からない場合はどうすればいいですか?
A.タグがないか、よく調べてみましょう。タグが切り取られていたり劣化して取れてしまったりした場合は、ノーブランド扱いとなり、値段がつかないこともあります。
Q.ブランドものの服をネットオークションで販売した場合、高値はつくでしょうか?
A.ものによります。新しく、キレイなものほど高値がつきやすいでしょう。安価で売却したくない場合は、最低落札額を定めてください。
Q.着物は正絹でなければ売れないでしょうか?
A.いいえ。木綿のものでも汚れがなければ買取してもらえます。
Q.ブランドものの衣類でもまとめて買取してもらったほうがいいですか?
A.はい。そのほうが査定額が高くなりやすいでしょう。
まとめ
今回は、古着の買取方法や買取してくれる場所について解説しました。古着は、できるだけ早く売るのがおすすめです。時間がたつほど価値が下がり、ハイブランドでも値段がつかなくなることもあるでしょう。シーズンが終わったら手持ちの衣服を見直し、「もう着ない」と思ったものは、クリーニングに出したりして買取してもらってください。