オーブントースターを処分する際の注意点とは? 買取の方法も!
オーブントースターの処分方法についてお悩みではありませんか? 食パンを食べる機会が多い家庭なら、オーブントースターを愛用しているのではないでしょうか。最近は「電子レンジのほかにオーブントースターを持っている」という家も増えてきています。しかし、いずれやってくるのが電化製品の「寿命」というものです。特に、毎日オーブントースターを使っていると、買い替えの頻度も高くなるでしょう。そこで、迷うのが処分方法ですよね。金属であり電化製品であるオーブントースターは、どのように処分したらよいのか知っていますか? 「捨て方がわからなくてそのままにしてある」という人のために、オーブントースターの正しい処分方法についてご紹介しましょう。
この記事を読むことで、不要なオーブントースターの処分方法を知ることができます。買い替える前に、ぜひ参考にしてください。
1.オーブントースターはいつ、どのように捨てるのか?
まずは、捨て方や寿命についてご紹介します。
1-1.何ゴミになるかは自治体によって違う
オーブントースターは何ゴミになるのでしょうか。実は、自治体によって扱いが異なります。多くの自治体では不燃ゴミまたは粗大ゴミ扱いになりますが、金属ゴミや家電ゴミというように、特殊な方法で回収している自治体もあるのです。そのため、廃棄する際には必ず自治体に確認をしなければなりません。自分の住んでいる地域では何ゴミに分類されるのか調べておきましょう。
1-2.小型家電リサイクル法を知ろう!
処分するにあたって知っておかなければならないのが「小型家電リサイクル法」です。2013年に施行された法律で、一般家庭から排出された小型家電にかんして、リサイクルを推奨する内容となっています。その目的は、小型家電に含まれる金属の再資源化です。具体的には、各自治体が使用済みの小型家電の回収を行い、認定事業者によってリサイクルされます。対象となる品目は多数にわたり、もちろんオーブントースターもその一つです。
1-3.寿命や故障について
一般的な寿命は6~7年と言われています。ほかの電化製品と大きな差はないでしょう。もちろん使用頻度や使い方によって寿命は変わってきますが、購入から5年以上たったあたりから何らかの不具合が生じる場合が多くなっています。特に多いのが、以下のような故障です。
- 加熱されない
- 異臭や煙が出る
- 調理時間が長くなる
- 途中で電源が落ちる
このような症状が頻繁に起こるようになったら、修理か買い替えを検討するべきでしょう。
2.オーブントースターを自分で捨てるには?
オーブントースターを自分で捨てる方法やメリットについてご紹介します。
2-1.自治体回収サービスを利用する
まず思いつくのが、自治体によるゴミ回収サービスでしょう。不燃ゴミに分類される場合は、指定のゴミ袋に入れてゴミの日に出しておくだけで回収してもらえます。問題は、粗大ゴミ扱いになる場合です。粗大ゴミを出す際には少し手間がかかるため、手順を覚えておいてください。
2-1-1.やるべきこと
粗大ゴミとして捨てる場合は、まず自治体に申し込みをする必要があります。電話かインターネットで申し込みができるため、その際に回収料金と回収日時、場所を確認しておいてください。コンビニか郵便局で料金分の粗大ゴミ処理券を購入し、オーブントースターに貼り付けます。そして、指定された日時に回収場所まで運んでおきましょう。
2-1-2.メリットとデメリット
自治体回収を利用するメリットは、費用が安いことと安心感があることです。オーブントースターの回収料金は自治体によって異なりますが、ほとんどが数百円で済みます。また、相手が自治体であるため、安心してお任せできるという点がメリットでしょう。一方のデメリットは、手間がかかるということです。申し込みや処理券の購入、運搬などすべて自分で行う必要があるため、手軽な方法とは言えないでしょう。また、回収日時を指定されるため、自分の都合で捨てることができません。
2-2.回収ボックスに捨てる
オーブントースターが小型家電に分類される自治体では、回収ボックスに入れて廃棄するのが望ましいでしょう。回収ボックスは、公共施設や大型スーパー、家電量販店などに設置されています。近所にないか探してみるとよいでしょう。
2-2-1.回収ボックスとは?
回収ボックスとは、小型家電リサイクル法の対象品目を回収するために自治体が設置したボックスのことです。廃棄したい小型家電を入れておくと自治体が回収してくれます。その後、専門業者によってリサイクルされるのです。回収ボックスの設置場所は自治体によって異なるため、どこに設置されているのか調べてみてください。
2-2-2.メリットとデメリット
メリットは、何と言っても手軽さでしょう。申し込みや料金の支払いが必要ないため、簡単に処分できます。ただし、サイズによってはボックスに入らないものもあるため、その場合は別の処分方法を考える必要があるということを覚えておきましょう。
3.オーブントースターを下取りで処分する
買い替えを検討しているなら、下取りしてもらう方法がおすすめです。
3-1.こんなときは買い替えがベター
オーブントースターが不具合を起こすようになったら、修理か買い替えを検討することになるでしょう。購入から5年以上たっている場合は、修理に出すよりも買い替えた方が安くなることがほとんどです。ほかにも「もっと性能のよいものが欲しい」「修理の手配が面倒」というときも、買い替えという選択をおすすめします。
3-2.新製品が安い時期とは?
新製品には必ず「安い時期」というものがあります。このタイミングで買い替えるのが一番でしょう。オーブントースターの場合は、決算時や年末年始などお店で大々的なセールを行う時期がおすすめです。また、商品の入れ替え時期にも値下げするお店が多いため、店員さんに確認してみてはいかがでしょうか。
3-3.販売業者の下取りについて
販売業者によっては、新しいオーブントースターの購入と引き換えに、古いものを下取りしてくれるところもあります。その場合は新規購入の代金から下取り代金分を差し引いてくれるため、お得に購入することが可能です。下取りを行っているお店であれば、ぜひ利用することをおすすめします。
3-4.通販業者の場合はどうなるのか?
新しいオーブントースターを通販で購入する場合はどうでしょうか。もちろん、通販業者の中にも下取りを実施しているところはあります。一時的なキャンペーンとして実施している場合もあるため、探してみるとよいでしょう。
3-5.手数料について
新規購入するオーブントースターの金額によっては、無料で下取りしてくれる場合もあります。しかし、業者によっては手数料が発生することもあるため、必ず事前に確認しておいてください。手数料や運搬料金の金額によっては、処分費用が高額になる場合もあります。
3-6.メリットとデメリット
下取りのメリットは、新規購入と古いものの処分が同時にできるという点です。一気に済ませることができるため、手間がかかりません。条件によっては新規購入代金が安くなるため、お得な方法と言えるでしょう。ただし、下取りを受け付けていないお店もあるということを覚えておいてください。確実に処分できるとは限りません。
4.オーブントースターはリセールできる
状態のよいオーブントースターは、廃棄よりもリセールすることを考えましょう。
4-1.買い取りしてもらえるものとは?
買い取りしてもらえるオーブントースターとは、以下のようなものです。
- 購入からの年数が短い
- 傷や汚れが少ない
- 問題なく動作する
- 人気ブランドのものである
処分しようとしているオーブントースターが上記のようなものなら、ぜひ買い取りを依頼してみてください。
4-2.リサイクルショップに買い取りしてもらう
買い取りを依頼する方法としては、リサイクルショップがあります。近所にお店があるという人は、持ち込んでみてはいかがでしょうか。その場で査定して現金化してくれるため、処分に急いでいる人、すぐに売って現金が欲しい人におすすめです。ただし、商品の状態によっては買い取りしてもらえないこともあります。せっかく持ち込んだオーブントースターをまた持ち帰らなければならないのです。そのようなデメリットもあるということを知っておきましょう。
4-3.インターネットオークションに出品する
インターネットオークションに出品して売る方法もあります。リサイクルショップを利用するよりも高値で買い手がつく可能性があるでしょう。うまくいけば自分の希望価格で売れることもあります。ただし、買い手が見つかるまではオーブントースターを手元に置いておかなければならないため、処分を急いでいる人には不向きです。また、商品やお金のやり取りでトラブルが発生する可能性もあります。慣れていない人は十分注意してください。
5.オーブントースターの処分を回収業者に頼む
オーブントースターの処分を回収業者に依頼する方法についてご紹介します。
5-1.回収方法
回収業者による回収の方法には、主に3種類あります。店頭持ち込み・宅配回収・出張回収の中から都合のよい方法を選択できる業者もあるため、チェックしてみてください。オーブントースターは重さもあるため、直接自宅に来て回収してもらえる出張回収がおすすめです。ほかにも処分したいものがあればまとめて依頼してみましょう。
5-2.料金
回収にかかる料金は業者によって異なります。同じオーブントースターでも大きな差が出る場合もあるため、事前に複数の業者に見積もりを依頼し、比較してみる方法がおすすめです。相場を知ることもできるため、損をせず不用品の処分ができますよ。
5-3.メリットとデメリット
回収業者を利用するメリットとデメリットには、以下のようなものがあります。
メリット
- 自分で不用品を運ぶ必要がない
- 自分のタイミングに合わせて不用品を処分できる
- 不用品をまとめて処分できる
デメリット
- 自治体回収より料金が高い場合が多い
- 悪質な業者も存在する
5-4.業者選びのポイント
信頼できる業者を選ぶためのポイントをいくつかまとめてみました。
- 廃棄物収集運搬業や古物商の許可を得ている
- 実績が豊富である
- 無料見積もりを受け付けている
- 料金体系がわかりやすい
- スタッフの対応が親切である
上記のような業者かどうかを慎重にチェックしたうえで、回収を依頼してください。
5-5.コストを抑えるコツとは?
回収業者の中には、回収と買い取りを同時に行っているところもあります。そのような業者であれば、状態の悪いものは回収、よいものは買い取りという形で引き取ってくれるため、確実に処分が可能です。買い取りの金額を回収にかかった費用の足しにすることで、コストを抑えて利用できるでしょう。
5-6.無料回収業者についての注意点
無料で不用品の回収を行っている業者もあります。このような業者の中には、許可を持たずに営業している悪質なところも存在しているのです。無料回収を宣伝しておきながら、実際には高額な追加料金を請求するような業者もあります。回収した不用品を不法投棄するような違法行為をしている可能性もあるため、十分注意してください。
6.オーブントースターの処分にかんするよくある質問
オーブントースターの処分を検討している人が感じる疑問とその回答をまとめてみました。
6-1.高価買い取りしてもらえるオーブントースターの条件にはどのようなものがありますか?
A.問題なく動作することはもちろんのこと、状態がきれいで箱や付属品、説明書などがすべてそろっているものは高価買い取りの可能性が高くなります。
6-2.自治体によって粗大ゴミの分類が異なるのはなぜですか?
A.ゴミ焼却炉の性能などを考え、自治体ごとにゴミ出しのルールが決められているためです。国で統一されているわけではありません。
6-3.粗大ゴミではなく回収業者に依頼するべきなのはどんなときですか?
A.処分に急いでいるときや時間や手間をかけたくないとき、一人での運搬がむずかしいときなどは、回収業者に依頼するべきでしょう。また、処分したいものがほかにもたくさんあるときや、夜間しか対応できないときなども、業者にお願いした方が便利です。
6-4.回収業者とのトラブルにはどのような例がありますか?
A.見積書の金額より高額な料金を請求された、料金体系がわかりにくく基本料金に追加費用がかかったなど、料金トラブルが特に多くなっています。ほかにも、運搬の際に家を傷つけられた、連絡先が携帯電話しかなく連絡がつかなくなったなどの例もあるため、十分注意してください。
6-5.回収業者が自治体の許可を得ているかを知るにはどうしたらよいですか?
A.ホームページの会社概要欄に、許可について記載がある場合がほとんどです。記載がない場合は直接確認し、書面で提示してもらいましょう。
まとめ
いかがでしたか? オーブントースターの処分方法について詳しくご紹介しました。オーブントースターは日常的に使用する機会が多いため、買い替えを検討することも少なくないでしょう。しかし、処分方法がわからなければ新しいものを購入するときに困ってしまいますよね。小型家電リサイクル法の対象となるオーブントースター。どう処分するのが正しいのか、得ができるのか、ぜひこの記事を参考にして考えてみてください。