5分で分かる!上手な部屋の片付け方と3つのテクニック
部屋を上手に片付ける方法を知りたい、という人は意外と多いものです。
部屋を片付けられない人の理由はそれぞれですが、部屋は綺麗に越したことはありません。
「何がどこにあるのかも分からない」「人が来てもすぐに部屋に入れられない」
そんな状態の部屋から脱出したいと思いませんか?
ここでは、部屋の上手な片付け方や手順、収納のコツ等をまとめてご紹介します。
1.まずは考え方を変える
散らかる理由を考えてみる
部屋が散らかるのには必ず理由があります。
ものが多すぎて収納する場所がないからなのか、出したものを元に戻さないからなのか、それともものが捨てられないからなのか。
その理由を考えてみれば、なぜ自分の部屋が散らかってしまったのかが分かります。
ものが多すぎるならいらないものを処分すれば部屋は片付きますし、出したものを元に戻す習慣を身につければ部屋が散らかることはありません。
ものが捨てられないなら、思い切って捨てる勇気を持つか、捨てずに処分する方法を考えることで、片付いた部屋が想像できるはずです。
散らかった部屋は自分の心の中の状態
散らかった自分の部屋を、一度よく見てみてください。
その状態は、現在のあなたの心の中の状態と同じだと思うようにしましょう。
本来あるべき場所にしまわれていないものが散乱し、床には歩くスペースがない。
使ったものは使いっぱなし。
使っていないのに捨てられないものだらけ。
まるで仕事や人間関係、恋愛や将来のことに悩んでいる自分の心の中のようです。
心理状態が部屋の状態に現れることはよくあること。
いつまでも散らかった部屋にいると、自分の心の中も整理出来ないままになってしまいます。
部屋を綺麗に片付けて、心の中もスッキリさせましょう。
使わないものは「捨てる」
1年以上使っていないものは、捨てても問題のないものです。
それでも捨てずにいるのは、捨てられない理由がある場合や、単に捨てるのが面倒な場合もあるでしょう。
しかし、「捨てるのがもったいないから」という理由で捨てずにいて、部屋にものが溢れかえってしまうケースは多々あります。
「もったいない」という概念は捨てて、使っていないものは「捨てる」決意をしてください。
2.上手な部屋の片付けには準備が必要
空き箱を3つ用意する
散らかった部屋を片付けるためには、まず散乱しているものを何とかしなければなりません。
明らかにゴミと分かるものはすぐに捨てていく必要がありますが、ゴミかどうか区別が付けられないものは、「いるもの」・「いらないもの」・「迷っているもの」に分けて空き箱に入れていきます。
そのために、空き箱を3つ用意しておいてください。
ものが捨てられない人にとって、ものを捨てるということは大変な作業です。
すぐに判断できないものを入れるためは「迷っているもの」の箱に入れておき、今後どうするか決めていきましょう。
手伝ってもらう人を探す
部屋の片付けは一人よりも、誰かに手伝ってもらった方が効率よく済ませることが出来ます。
これは単に人手の問題ではなく、誰かに背中を押してもらうことで捨てられないものを捨てる決意が出来る場合もあるからです。
また、一人だとつい途中で片付けが面倒になってしまったり、中断して別のことを始めてしまったりする恐れがありますが、人がいることでそれを防止することも可能です。
出来れば言いにくいこともはっきり言ってくれるような、信頼のおける友達に頼んでみるといいでしょう。
計画を立てる
いざ部屋の片付けを始めようとしても、どこから始めたらいいのか分からなくなるものです。
まずは「いつ、どこを、どのように掃除するのか」、具体的な計画を立てることから始めましょう。
急いで終わらせる必要はありませんが、あまり時間をかけてじっくりやろうとすると、途中で挫折してしまう可能性もあります。
出来るだけ素早く、効率的に済ませられるような計画を立ててください。
3.部屋を上手に片付けるための手順
まずは床に落ちているものをなくす
最初に、床に散らかっているものを何とかするところから片付けを始めましょう。
本来ものがあるべきではない場所にものが散乱していると、部屋はとても汚く見えます。ゴミはゴミ袋に捨てていき、ゴミかどうか分からないものは用意してある「いるもの」・「いらないもの」・「迷っているもの」の箱に、どんどん入れていってください。
床が綺麗になれば、部屋が一気に片付いたように見えるので、片付けに対するモチベーションも上がります。
「もっと綺麗にしたい」という気持ちに火が付けば、片付けもスムーズに終わらせることが出来るでしょう。
引き出しや棚のものを全部集めて、減らす
次に引き出しやクローゼットの中、棚に飾ってある小物などを一旦すべて集めます。
なぜ集めるのかというと、数を減らすためです。
そもそも部屋が散らかる原因のほとんどが、「ものが多すぎる」ことによるものなので、「整理したくてもものが多すぎて出来ない」という状況から脱出しなければなりません。
不要なものはどんどん捨てていき、「これくらいなら収納できる」と思える量まで減らしてください。
上手に収納する
あとは、残った「必要なもの」を上手に収納するためのコツを知るだけです。
せっかく部屋が綺麗になっても引き出しやクローゼットの中が散らかったままだと、またいつ部屋中にものが散乱することになるか分かりません。
上手な収納のコツとしては、以下の通りです。
- 収納ボックスを活用して、ベッド下などの空きスペースにものをしまう
- 押し入れやクローゼットの中は、棚やラックを使ってデッドスペースをなくす
- ものの定位置を決める
4.キレイな部屋をキープするためのコツ
せっかくキレイに片付けても、数日経ったらまた元の散らかった部屋に元通り…では意味がありません。
「どうせまた散らかるんだから」と、再び片付ける気持ちも失せてしまいます。
そうならないためにも、キレイに片付けた部屋をいつまでもキープするためのコツをご紹介します。
使ったら元の場所に戻す
不要なものを処分して本当に必要なものだけを残したら、必ず一つ一つのものの定位置を決めてください。
そして、つかったらその定位置に戻す習慣を身につけましょう。
それが面倒にならないためにも、極力ものは減らしておくべきです。
ものを増やさない
「ものを増やさないこと」。これは絶対条件です。
今あるもので毎日の生活が成り立っているのなら、それ以上買い足す必要はないということです。
ものを増やしてしまうと、自分でも何を持っていて何を持っていないのか、把握できなくなってしまいます。
シンプルな生活に慣れることで、部屋を再び散らかすことなく維持することも可能になるはずです。
床にものを置かない
床は生活スペースであり、ものを置く場所は限られています。
それを無視してものを置いてしまうと、生活するスペースがなくなってしまいます。
今後は絶対に床に不要なものを置かず、収納するクセを付けましょう。
まとめ
- まずは考え方を変える
- 上手な部屋の片付けには準備が必要
- 部屋を上手に片付けるための手順
- 綺麗な部屋をキープするためのコツ
いかがでしたでしょうか。
以上4点が、上手に部屋を片付ける上で知っておいてもらいたいことです。
今後はもう「汚部屋」と呼ばれることのないような、いつ人が来ても慌てることのない部屋を手に入れてください。